ものづくり科
中学生対象 ものづくり科 冬の体験実習(報告)
12月14日(土)13:00より、「ものづくり科 冬の体験実習」を実施しました。
この日は、午前中に第5回学校説明会が行われていたこともあり、午後からの「冬の体験実習」にも参加された方もいらっしゃいました。
体験実習の内容は、「コンピュータとレーザー加工機を使って、オリジナルデザインのアクリルスタンド(クリスマスデザイン)を作ろう」でした。参加された中学生のみなさんは、初めて使う画像処理ソフトを上手に使いこなし、素敵なアクリルスタンドを作っていました。
また、体験実習後は、自動車整備実習棟を見学していただきました。本校の授業「課題研究」の取組テーマの1つである「バイクのレストア」について、生徒の取り組みの様子を興味深く聞いていただきました。
今回の「ものづくり科冬の体験実習」が、中学生のみなさんの進路決定の一助になることを心から願っています。
中学生の皆さん、高校受検、頑張ってください!
ものづくり科ニュース 10月号
ものづくり科通信 9月号
資格取得 アーク溶接特別教育講習
8月24日(土)から26日(月)の3日間にわたって、本校でアーク溶接特別教育講習が開催されました。今回受講したのは30名の生徒でした。
アーク溶接の作業は生産工場や建設現場など多くの場面で必要とされるため、身につけておくと役に立ちます。
感電・爆発・火災災害等を防止するため、アーク溶接機の適切な点検・整備と安全装置の使用及び作業方法を今回の講習で学びました。
次回は11月23日(土)、24日(日)の2日間でフォークリフト運転特別教育講習が予定されています。
受付は10月10日(木)(予定)です。
この資格は、最大荷重1トン未満のフォークリフトを操縦する際に必要な資格です。将来、最大1トン以上のフォークリフトを操縦する場合は運転技能講習の受講が必要となりますが、その際は、条件により免除が受けられます。
左の写真は令和5年度に実施された講習時のものです。
課題研究の取組 西校舎2階生徒昇降口に「笠掛け」を作りました
6月27日(木)の3時間目~6時間目の課題研究の時間、ものづくり科『学科グッズの製作』班の6名で西校舎生徒2階昇降口に「傘立て」ならぬ「笠掛け」を製作しました。
傘立てがたりないためか、昇降口の手すり部分に傘をかけておいていく生徒が多く、「傘立てを作ってほしい」という依頼から始まりました。
現場視察を行い、「傘立てが少ない」=「傘立てを増やす」ではなく、「傘立てが少なく、さらに傘立ての方が使い勝手がわるいから手すりにかける」のではないかと考え、手すりに沿って笠掛を作ればその不満を解消できるのではないかと考え、写真のような形に笠掛けを製作しました。
4時間の課題研究の中で、試行錯誤を繰り返し(3度設計を変更しました)、より使いやすく、経済的に製作することを考え、写真のように製作することができました。
製作した次の日がたまたま雨だったので、役に立ててよかったです。使ったみなさんからのご意見をいただければ、今後さらに改善ができると考えています。よろしくお願いします。
「傘立て」だと、入れづらく、見つけにくい 「笠掛け」だと置きやすく、見つけやすい
こんな感じで作ってみました。新しい発想の「傘立て」ならぬ「笠掛け」です。
資格取得 高所作業車特別教育講習
6月15日(土)から16日(日)の2日間にわたって、本校で高所作業車特別教育講習が開催されました。参加生徒数は27名で、全員が修了することができました。
この資格を修了すると、作業床の高さが10m未満の昇降装置付作業車での工事点検、補修等の作業ができます。
次回は8月24日(土)から26日(月)の3日間でアーク溶接特別教育講習が予定されています。受付は7月11日(木)になります。興味のある生徒は是非受講してください。
2年生 プロフェッショナルに学ぶ
ものづくり科では、毎年2年生を対象に進路指導の一環として企業の第一線で活躍している技術者を招き、『プロフェッショナルに学ぶ』を開催しています。今年度も6月26日(水)に、 ㈱SUBARU の技能五輪選手の方々に来校していただき、指導をしていただきました。
講義では、来年度の就職活動に役に立つ社会人として必要なことや働くということ(ものづくりについて)、技能五輪への取組などについての説明を受けました。その後、3班に分かれ、プラスチック金型、板金加工、旋盤職種について各テーマ約1時間の実習を行いました。技能五輪の方々には上手に生徒のやる気を起こさせるように競技形式で楽しく実習を行っていただきました。生徒たちも楽しかったのか積極的に競技に参加し、個人戦や班対抗戦などで全力を尽くし、1位を目指していました。
この体験が、今後の高校生活の充実と来年度へ向けた進路指導につながることをものづくり科全職員が望んでいます。
板金加工 プラスチック金型(砥石で磨いています)
旋盤加工(デモンストレーション) プラスチック金型(平面度の計測中)
課題研究の取り組み(ラグビーグランド観覧席の改修)
ものづくり科では、課題研究取り組みの一環として校内施設の修繕を行っています。今年度最初に取り組んだものは、ラグビーグランドにある観覧席の改修でした。
設置から10年以上がたち、座面部分が腐っていました。そこで、たくさんの人に安心してラグビーの試合を楽しんでもらえるよう、4台ある観覧席を修理しようと考えました。
作業は2班で取り組みました。1班は土台の洗浄、錆取り、溶接による補修、再塗装(赤色)を行いました。2班は座面木材の防腐処理、塗装、再利用できる木材に関しては表面のカンナがけを行い、再塗装を行いました。伝統ある進修館高校のラグビー部のカラーである藍色と白色の二色に塗装しました。5月30日(木)に設置しましたが、設置する際に平行を取ることが難しく、座面ががたつくなどトラブルもありましたが、なんとか3台設置することが出来ました。設置するにあたり、学習と同じで、いかに基礎が大事かを学ぶことができました。
6月1日(土)に公式戦もあります。一度、腰をかけてみてください。
MO(ものづくり科)を表現しました。
土台の塗装 座面の塗装(白色)