2021年1月の記事一覧
学習評価に関する研修会
1月29日(金)放課後、「新しい学習評価について~現在の動向を中心に~」というテーマで、県立総合教育センター主任指導主事を講師として、教職員の校内研修会をリモートで実施しました(講師は来校せず、センターから動画を送信していただきました)。
令和4年度から次期学習指導要領が全面的に高校現場に導入されますが(先行実施として「総合的な探究の時間」が昨年度から導入され、本校では「行田學」と銘打ち取り組んでいます)、新しい学習指導要領における学習評価の在り方について全職員で研修に臨みました。
特に、生徒の学習改善や教師の指導改善につながる学習評価としての「観点別学習評価」の在り方を中心に、評価のポイントや留意点等を学ぶことができました。今回の研修の成果を生かし、本校でも教育活動のさらなる改善につなげていければと思います。
ものづくり科生徒が技能五輪選手選考会に合格!
株式会社 SUBARU への就職が内定していた、ものづくり科3年 唐渡 直生(上尾市立大石中学校出身)さんが、技能五輪選手選考会に見事合格し、技能五輪選手(旋盤職種)としてのスタートラインに立ちました。本校から SUBARU の五輪技能選手輩出は、6年連続10人目となります。
全国トップレベルの技術・技能を競う大会に選手として選ばれることは、生徒本人及び進修館高校にとって大変名誉なことです。本校ものづくり科で培った技術・技能を、SUBARU 入社後もさらに鍛え磨き上げ、世界に向けて大きく羽ばたき活躍してくれることを期待しています!
(画面中央が 唐渡 直生 さん)
令和2年度情報メディア科課題研究発表会
1月25日(月)、情報メディア科3年生による課題研究発表会を実施しました。
先週発表会を行ったものづくり科や電気システム科と同様、生徒たちは、この1年間で取り組んできた研究成果をそれぞれ班ごとに披露しました。
情報メディア科での3年間で学んだ電気・電子回路の知識や技術、さらにはコンピュータを応用的に活用するハードウェア技術、ソフトウェア技術、プログラミング技術などを駆使し、自己の興味関心や得意分野に関する研究を行ってきましたので、各班ともその発表は熱のこもったものとなりました。
各班の発表内容を以下に示します。
・ライントレース班 ライントレースカー
・プログラミングコンテスト【ホームページ部門班】
埼玉県ラーメン巡りの記録 ディズニーのホームページ 日本でも始めやすいEーSPORTS
花言葉 埼玉県の動物カフェ特集
・プログラミングコンテスト【プログラミング部門班】
FPSゲーム製作 ローグライクを作ってみた 2Dアクションゲーム
・映像班
2Dミュージックビデオ制作 未来を変える無人航空機(ドローン)
令和2年度電気システム科卒業発表会
1月21日(木)、電気システム科3年生による卒業発表会を開催しました。本年度は、課題研究成果発表として、資格等成果報告及び3年生からの後輩へのメッセージ(今後に向けてのアドバイス)、最後に電気システム科教職員からの指導講評を行いました。
電気システム科生徒が在学中に取得してきた資格の主なものは以下のとおりです。
・第一種電気工事士 ・第二種電気工事士
・シーケンス制御作業3級技能士 ・工事担任者DD3種
・施工管理技士 他
また、本発表会では、ジュニアマイスター(取得してきた資格や競技会成績などを点数化しゴールド、シルバー、ブロンズなどの称号を授与する制度)称号取得者や埼玉県専門資格顕彰受賞者の披露もあわせて行いました。
3年生のこれまでの努力と残してきた成果に、後輩生徒たちも大いに刺激を受けたことと思います。1・2年生の生徒たちも、先輩たちが残してきた輝かしい伝統をしっかりと受け継いでくれることを期待しています。
1月19日(火)1・2年生総合学科「行田學」
1月19日(火)、総合学科の1・2年生は、それぞれ学年ごとに「総合的な探究の時間(行田學)」に取り組みました。
1年生は、行田の伝統産業の「足袋づくり」に携わる製造業者の方を講師としてお迎えし、足袋産業の概要やあらまし、さらには足袋製造の工程や高度な職人技術などについてのお話を聴講し理解を深めました。現在は、日常生活で足袋をはくことはほとんどありませんが、行田の伝統産業や足袋文化を後世に継承していくことの重要性を生徒たちも感じていました(実施後のワークシート(感想文)から)。
2年生は、行田の町おこしや活性化のために各班で仮説として打ち立てた施策を検証するためのアンケート調査やインタビュー調査などの計画づくりに取り組みました。班の中には、行田市内の企業や業者にインタビュー調査を依頼すべく、電話でアポイントを取っている班もありました。感染防止対策に十分留意しながら、研究に役立つデータ収集に向けて頑張ってほしいと思います。
1年生「行田學」 2年生「行田學」
1年生、2年生とも、行田をテーマに探究的な学習を深めることのできた有意義な時間となりました。