日誌

2024年6月の記事一覧

課題研究の取組 西校舎2階生徒昇降口に「笠掛け」を作りました

 6月27日(木)の3時間目~6時間目の課題研究の時間、ものづくり科『学科グッズの製作』班の6名で西校舎生徒2階昇降口に「傘立て」ならぬ「笠掛け」を製作しました。

 傘立てがたりないためか、昇降口の手すり部分に傘をかけておいていく生徒が多く、「傘立てを作ってほしい」という依頼から始まりました。

 現場視察を行い、「傘立てが少ない」=「傘立てを増やす」ではなく、「傘立てが少なく、さらに傘立ての方が使い勝手がわるいから手すりにかける」のではないかと考え、手すりに沿って笠掛を作ればその不満を解消できるのではないかと考え、写真のような形に笠掛けを製作しました。

 4時間の課題研究の中で、試行錯誤を繰り返し(3度設計を変更しました)、より使いやすく、経済的に製作することを考え、写真のように製作することができました。

 製作した次の日がたまたま雨だったので、役に立ててよかったです。使ったみなさんからのご意見をいただければ、今後さらに改善ができると考えています。よろしくお願いします。

 

  

  「傘立て」だと、入れづらく、見つけにくい       「笠掛け」だと置きやすく、見つけやすい

 

       こんな感じで作ってみました。新しい発想の「傘立て」ならぬ「笠掛け」です。

資格取得 高所作業車特別教育講習

 6月15日(土)から16日(日)の2日間にわたって、本校で高所作業車特別教育講習が開催されました。参加生徒数は27名で、全員が修了することができました。

 この資格を修了すると、作業床の高さが10m未満の昇降装置付作業車での工事点検、補修等の作業ができます。

 次回は8月24日(土)から26日(月)の3日間でアーク溶接特別教育講習が予定されています。受付は7月11日(木)になります。興味のある生徒は是非受講してください。

 

 

2年生 プロフェッショナルに学ぶ

 ものづくり科では、毎年2年生を対象に進路指導の一環として企業の第一線で活躍している技術者を招き、『プロフェッショナルに学ぶ』を開催しています。今年度も6月26日(水)に、 ㈱SUBARU の技能五輪選手の方々に来校していただき、指導をしていただきました。

 講義では、来年度の就職活動に役に立つ社会人として必要なことや働くということ(ものづくりについて)、技能五輪への取組などについての説明を受けました。その後、3班に分かれ、プラスチック金型、板金加工、旋盤職種について各テーマ約1時間の実習を行いました。技能五輪の方々には上手に生徒のやる気を起こさせるように競技形式で楽しく実習を行っていただきました。生徒たちも楽しかったのか積極的に競技に参加し、個人戦や班対抗戦などで全力を尽くし、1位を目指していました。

 この体験が、今後の高校生活の充実と来年度へ向けた進路指導につながることをものづくり科全職員が望んでいます。

 

          板金加工                プラスチック金型(砥石で磨いています)   

      旋盤加工(デモンストレーション)         プラスチック金型(平面度の計測中)