進修館高校は、社会の変化に応じ、常に豊かで柔軟な感性を持ち、時代を切り拓く人材の育成を目指します。
今、日本の社会は大きな変化を迎えています。急激な少子高齢化による経済活動の変化や社会構造の変化、そこから生まれる価値観の変化・多様化、そして急激なICT化・情報化による超スマート社会の広がり等に加え、コロナウイルスの拡大など、これまで経験したことのない社会の姿が、目の前に横たわっています。これまでの経験や知識が役に立たず、無から有を生み出さなければならない状況の中で、何を学び、その学びをどんな行動へと繋げて行けば良いのでしょうか。そのような状況において大切なことは、主体的に考え、目標を定め、様々な人たちと協力しながら行動し続けることだと思います。
日本の幕末から明治時代にかけても社会が大きく変わりました。価値観・社会制度等、あらゆるものが激変した時代です。その時、新しい国づくりに影響を与えた書物に、19世紀の英国の医師であり著作家のサミュエル・スマイルズの「自助論」を訳した「西国立志編」がありました。彼の著書の中に日々の送り方を表したものがあります。
思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。
習慣の種を蒔いて、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。
この姿勢は、今の私たちにも通じるものではないでしょうか。
本校は、自らの未来を自らの手で切り開くことができる環境を備えています。幅広い選択科目の中から自分の目標に必要な科目を選択し、個性を生かして主体的に学ぶことができる総合学科と社会で即戦力となれるよう極めて専門性の高い学びや資格の取得を通して、プロのスペシャリストを目指す電気システム科・情報メディア科・ものづくり科の工業系3専門学科があります。そして、自ら主体的に夢に向かって努力する生徒の皆さんをきめ細かい丁寧な進学・就職指導、情熱を持った部活動指導等で支援する教職員がいます。
3つの学校が統合して開校した進修館高校は、江戸時代の忍藩の藩校である「進修館」の名を受け継いだ109年目を迎えた伝統校です。地域の皆様の御協力による「行田學」をはじめ、積極的に地域活動に参加し、地域に開かれた・地域から信頼される学校を目指しています。中学生の皆さん、そんな進修館高校で充実した高校生活を送り、一人一人の夢を実現してみませんか。
埼玉県立進修館高等学校
校長 加藤 浩